どんな商品でもそうだと思いますが、良い品質のモノはお客様に一番喜んで貰えるモノである。
というのは、当たり前に皆さんが分かっていることだと思います。
しかし、良い品質のモノを造るためには、手間暇を惜しまず、質の良い材料を使うのが常識です。
そして、手間暇が掛かると言うことはもちろん人件費や光熱費がかかることを示します。
たとえ効率よくやったとしても、手抜き商品と比べればもちろん金額が違います。
そして、質の良い材料、その金型に合った部品を使えばもちろんその分お金がかかります。
そういった事を、全て考慮した上で値段というのは適正に決まっています。
それを、最近の風潮--経済状況などもあるでしょうが--なのか安くしないとダメと言うかのような流れが出来ているようです。我々金型屋というのは、商人と言うよりも職人なので、自分が多少苦しくても職人の誇りに掛けて良いモノを造ろうとしてしまいます。
でも、そんなことが良いわけがありません。「仕事を貰っているから」「お客様は神様だから」と、身を粉にして・・・身を削ってまで今無理をするべきなのでしょうか。
適正な・・・それこそ国内流通でのフェアトレードがなされていない、というのはおかしくはないでしょうか。
品質を落とさず安くすると言うことよりも、より良質のモノを適正な価格で取引し、互いに長くこの経済社会で支え合って立っていられるようにすることが大事なのじゃないだろうかと、あくまで私個人の考えですが、思いブログにアップさせて貰いました。
周りの中小企業が少しずつ減っていく中、大企業が下請けの中小企業にしわ寄せを持ってくることに、多少憤りを覚え少し長文を書いてしまいましたが、そういうこともあるのだろうかと読んだ方の心の片隅にでも感じていただき、頑張っている多くの中小企業に小さくても良いので、エールを送ってやってください。
今回は、いつもと違いちょっと私事を書いてしまいましたが、何かご不快に感じられてしまった方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんが、どうしても今書かないといけないと思い立った次第でございます。
お目こぼし下さい。
では、最後に頑張っている数多くの中小企業の一つ 「有限会社 三協金型」に、是非プレス金型・テーキン(刻印)のご相談下さい。設計から製造までお引き受けいたします!!!
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